プログラム概要
地域名
萩市むつみ地域
対象地域の紹介
山口県の北部に位置する萩市は、北は日本海、東は島根県に面し、大半を山地が占めています。幕末期に活躍した吉田松陰や高杉晋作など維新の志士達を輩出した「明治維新胎動の地」として知られています。プログラムを実施するむつみ地域は、山口県の北東部、萩地域と島根県津和野町の中間に位置し、その面積の約7割を山林が占め、農林業を主要産業とする地域です。
萩の酒は、良質な水と溶岩台地が生んだ土壌、中山間地ならではの気候が稲作適地となって酒米を育み、長州藩都・萩の城下町が酒の一大消費地として上質な酒造りの基盤をなし、人々の知恵と技により受け継がれて広く親しまれています。
2021年3月、萩市と阿武町にある6つの酒蔵が製造する日本酒が、酒類では中国四国地方では初めて、地域の風土と結びついた特産品を保護する国の制度「地理的表示(GI)」に指定されました。6つの酒蔵と集落営農法人で構成される「萩酒米みがき協同組合」は、萩阿武で日本酒がつくられる風景・環境を守っていくため、仲間の輪を広める「Thanks Buddy」プロジェクトを展開しています。
今回のプログラムでは、稲刈り体験やオリジナル酒器づくり、日本酒の会などといったイベントで萩阿武の酒蔵の方々や酒米の生産者の方々と繋がり続け、いずれはご自身が日本酒や酒米の生産者として萩に移住するという方が増えることを願い、企画しました。
対象地域の課題
日本酒や酒米の生産者の高齢化や担い手不足
プログラムのゴール
本プログラムに参加し、日本酒や酒米の生産者の方々と交流し、継続的に地域に関わってくれる人を増やし、10年後も20年後も地域で日本酒がつくられる環境を守ること。
受入団体名
酒米みがき協同組合(吉田 知弘)
開催期間及び定員
第1回:令和7年10月10日(金)~11日(土)
第2回:令和7年12月6日(土)〜7日(日)
第3回:令和8年2月28日(土)〜3月1日(日)
各回6名まで。
スケジュール・活動内容
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【第1回】
■10月10日(金曜日)
13時50分 萩・明倫センター集合
14時30分 入村式(ウェルカムセレモニー)
15時30分 出発
17時30分 晩御飯(民泊のご家庭)、宿泊
■10月11日(土曜日)
7時30分 朝食(民泊のご家庭)
9時00分 サイクリングツアー
12時45分 昼食(きっちんばぁば)
14時00分 稲刈り(むつみの田んぼ)
15時30分 出発
16時30分 解散(萩・明倫センター)
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【第2回】
■12月6日(土曜日)
14時00分 萩バスセンター集合
14時15分 酒蔵見学&試飲@岩崎酒造
15時00分 城下町まち歩き①
17時30分 宿チェックイン(今魚店の家、はぎうみ)
18時00分 日本酒交流会(はぎうみ)
■12月7日(日曜日)
8時45分 出発
9時00分 朝食(喫茶KuRa)
10時00分 城下町まち歩き②
12時00分 昼食(柳屋)
13時30分 解散(萩・明倫センター)
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【第3回】
■2月28日(土曜日)
14時00分 JR東萩駅集合
14時15分 酒蔵見学&試飲@中村酒造
15時45分 浜崎まち歩き①
17時30分 宿チェックイン(バイクヤノニカイ)
18時00分 新酒交流会(バイクヤノニカイ)
■3月1日(日曜日)
9時00分 朝食
10時00分 浜崎まち歩き②
12時00分 昼食(さるのこしかけ)
13時30分 解散(萩・明倫センター)
※天候及び諸事情により内容が変わる場合もございます。
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募集対象
日本酒が好きな人
日本酒の生産に興味がある人
サスティナブルな働き方、暮らし方に興味がある人
第2のふるさとを作りたい人
応募期限
第1回:令和7年9月26日(金)
※定員に達した場合は、早めに締め切らせていただくことがございますので、あらかじめご了承ください。
応募方法
下記フォームからの申込み
URL:https://forms.gle/34DpcDPSrCi1ewCi7
宿泊・移動・食事について
宿泊:受入団体の手配先に宿泊(渚の一棟貸しホテル はぎうみ)
移動:受入団体が準備した車両で移動
食事:アレルギー等がある場合は、応募フォームにてご申告ください
食費・宿泊費等の負担について
各回12,800円
(食費、宿泊費、体験料、保険料を含む)
※原則全回参加いただける方を優先いたします
※現地までの往復交通費は各⾃負担
※案内所への登録、SNS等での情報発信が要件になりますが、来県時の往復交通費(上限3万円)を補助する【第2のふるさとづくり応援交通費補助金】がご活用できます。(本プログラムは1人あたり年度3回まで)
詳しくはこちらをご覧ください。
受入団体地域の中心となる活動場所
萩市むつみ地域
地域のキーパーソンからのメッセージ

多くの酒蔵を生んだ萩市を舞台に、地域の人たちと触れ合いながら日本酒を取り巻く文化を体験していただくプログラムを企画しました。
地域外から萩に関わってくれる人たちを増やし、10年後も20年後も、地域で日本酒がつくられる環境を一緒に守っていきませんか?
今年はどんな方々と出会えるのか、今から楽しみです。皆さんのご参加、お待ちしています!