〔レポート〕地域の未来をつなぐ!梨園再生プログラム!(下関市豊北地域)

プログラム概要

下関市は山口県下唯一の中核市。大型ショッピングセンターや百貨店もある一方、郊外部にはホタル舞う清流も。CMでも放映される角島大橋や冬の味覚の王様「ふく」は全国的に有名。都市圏への利便性もよく、JR新下関駅からJR博多駅まで、わずか28分です。

実施内容【第1回:9月6日〜7日】

そして、この日はなんと年に1度の「豊北夏まつり」の開催日、ということで、いざお祭り会場へ。夜の田園風景を横目にたわいもない話をしながら歩くこと約10分。砂浜にレジャーシートを広げ、目の前に広がる海上から打ち上がる大迫力の花火に大感動の夜となりました。

実施内容【第2回:11月15日〜16日】

屋外での焚き火交流会だったので、ふと見上げた帰りの空には綺麗な星空が広がり、人や食はもちろんのこと自然の魅力も知ることができた1日となりました。

実施内容【第3回:1月24日〜25日】

夜は、「こいもさん」で地酒と「ふく」、ジビエを味わう交流会。移住者のほか、地域おこし協力隊や地元大学の先生なども参加いただき、美味しいお酒と料理に話の花も咲き続け、あっという間に夜は更けていきました。

※1「人が集う豊かな北に、焚き火のような温もりある新しい空間を。」という思いで、各種イベント企画運営、空き家利活用等を行っている、滝部の家守

プログラムコーディネーターへインタビュー

一般社団法人たきびれっじ
妻崎 和雅 さん

生まれも育ちも、下関市豊北町。

豊北地区まちづくり協議会の会長や滝部郵便局長を務めるほか、地域の人々と移住者をつなぐ役割を担い、「ほうほく裏の観光大使」として、地元の素材を活用したカフェ企画、駅のマルシェ、コロナ禍の成人式プロジェクトなど、地元の人も楽しめる地域活性化プロジェクトを数多く手掛けている。

Q. 今回プログラムを企画・実施されたきっかけは?

これまで多くの方に愛されながら惜しまれつつ閉園した中原農園が、このまま廃園になるという話を聞き、何とかして地域でつなぐことができないだろうかと思ったのがきっかけです。収穫体験や剪定作業といった「農園での体験」を通じて、都市部の方と地域との関りを深めたり、あわよくば農園を継いでくれる人が現れないだろうか?という気持ちで今回のプログラムを企画・実施しました。

Q. 取り組んでみてよかったことは?

まずは、今回のプログラムを通じて、地域内外の多くの方が農園に足を運んでくださったことです。農業体験イベントと連携して実施したことで、「キャンプや花見、ドッグラン」といった色んなアイデアが生まれ、梨を収穫するだけでなく、地域の交流拠点としての可能性も見えてきました。また、プログラムに参加された方に、スタッフ側での役割を担っていただいたことで、より地域の方との交流も深まったと感じています。募集時に掲げた3つの約束「地域の未来を繋ぐ、パワフルな食で元気を届ける、田舎のおもろい日常を伝える」も、ちゃんと?形にできたと自負しております。

Q. 今後の目標は?

単年のイベントで終わらせるのではなく、梨園があることで「また来たくなる・また関われる」まちにしていきたいと考えています。そのために、今回のプログラムを通じて築いた人間関係を大切にしながら、「梨の生産だけにとどまらない」様々なアイデアを形にしていき、滞在や食、交流を通じて、人のつながりが生まれ続ける仕組みをつくることが、これからの目標です。

参加者からのコメント

・地域の人の温かさを感じた(豊北町の方たちの温かさとつながりが印象的)

・皆さんがとても好意的に関わってくださり、また会いたいと思える皆さん

・とても魅力的な方々だったので、自分の親しい人にも知ってほしい気持ちになった

・素敵なおもてなしをいただき、感謝の気持ちでいっぱい