プロジェクト概要
長門市俵山地区について
俵山地区は、昔ながらの湯治場の風情を色濃く残した温泉街を中心に、周辺を農村集落が取り囲むのどかな里です。緑豊かな山々に、ホタルが舞う清流「木屋川」を有するその原風景は、訪れる人を温かく迎えてくれます。また、きれいな水と寒暖差のある気候から、良質なお米が作られています。2019年には、長門・俵山道路の開通により市街地へのアクセスが良くなったほか、ラグビーワールドカップ2019カナダ代表チームキャンプ地になりました。
俵山温泉街 
宮ノ台
対象地域の課題
名湯俵山温泉を中心に湯治客で栄えた温泉街も、ライフスタイルの変化や、コロナ禍の影響からその活力を急速に失いつつある。来場者の減少から、廃業を模索する旅館や商店もみられ、このままでは負のスパイラルに陥ることが明らかである。
特に、温泉街の中心にある入浴施設「白猿の湯」に併設される農産物直売所の閉鎖は深刻であるため、俵山地域に関心のある都市部の住民との関係を構築し、その再生について検討する。
プロジェクトのゴール
農産物直売施設の再生に向けたプロジェクトの実施を通じて、関係人口としての交流による温泉街の活性化
受入先団体
名称：たわらやまの旅と未来会議
構成人数：80名
設立年・活動年数：令和4年4月1日・1年目
代表者：宮野修治
連絡先等：（株）SD-WORLD（0837-29-5000）
協力団体
名称：ゲストハウス「ねる山」
代表者：藤永義彦
宿泊可能人数：30名
連絡先等：（株）SD-WORLD（0837-29-5000）
ゲストハウス「ねる山」
開催期間
令和4年9月26日～28日
プロジェクト詳細
スケジュール・活動内容
俵山温泉街の街歩きと再生に向けたディスカッション
町の湯 
湯治
募集対象
俵山地域に関心を持ってくれる都市部の住民20名程度
宿泊・移動・食事について
宿泊はゲストハウス「ねる山」、宿泊費は主催者側で負担しますが、移動・食事は自己負担でお願いします。
受入団体地域の中心となる活動場所
名称：ゲストハウス「ねる山」
代表者：藤永義彦
宿泊可能人数：30名
連絡先等：（株）SD-WORLD（0837-29-5000）
地域のキーパーソンからのメッセージ
宮野会長
開湯1100年の俵山温泉は、約41度のアルカリ性単純泉です。外湯形式の浴場と宿屋との往来は湯治場の原風景を描き出します。現代人の病気予防を支える温泉と食と癒しの文化が俵山にはあります。2泊3日の湯治体感を通して俵山への厳しく、暖かいご意見をいただきたいと思います。心よりお待ち申しております。
藤永さん
俵山温泉は木造3階建ての旅館が肩を寄せ合いながら建ち並ぶ昭和レトロな温泉街で、湯治のお客様で賑わってきました。旅行の形態やライフスタイルの変化に伴いお客様が減少し、地域の活力は急速に衰え、空き旅館や空き店舗が散見されています。少しでも往時の賑わいを取り戻すため皆様のお知恵を拝借したいと考えています。西の横綱俵山温泉でお待ちしています。
岩田さん
2022年11月より、長門市地域おこし協力隊（俵山温泉街活性化プロジェクト事業担当）として俵山に着任しました岩田悠と申します。もともとは名古屋出身で高層ビルや排気ガスに囲まれた生活をしていましたが、コロナを機にこの自然豊かな俵山という街に移住しました。（今では鹿の鳴き声がアラーム代わりです・・・笑）私の感じる俵山の魅力はズバリ”人”。自然体で心優しい俵山の方たちに囲まれて毎日楽しく活動させて頂いています。どこか懐かしい、また帰ってきたくなる「何か」が俵山にはある気がします。パワーみなぎる学生の皆様と新たなご縁が繋がれることを大変楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。
